十人十色
一人として同じ人はなく、
一億人一億色。
家族とて同じ家族は無く、
兄弟姉妹だってそう。
みんな同じである必要はなく、
また、完璧である必要もない。
完璧人間には会ったことないけれど
稀有な人はいた。
個性的な、という言葉では言い表せない、(少し深く相手の事を知ると分かる、みんな個性的)稀有な人。
一人は造り酒屋で働いていた時の上司。
上司といっても息子と呼べる位の若さで、
この人宇宙人だわ、と思うほどクセ強めで、
同じくクセ強めの杜氏兼社長が雇った、猛獣みたくクセ強めの蔵人たちを苦労しながらもまとめてた。
それができたのは、彼の、皆のことを本気で思う気持ちが根底にあったからこそだと知った。
love love love
All you need is love
All you need is love...
そしてまた、今の私があるのは彼のおかげと言えるでしょう
造り酒屋の白壁と格子戸